先日商社に勤める大学時代の友人と久々にご飯を食べているとき、海外で日本のラーメンや寿司がすごく人気があるという話を聞きました。
誇らしく感じた一方で、逆に海外の肉料理ってどんなものがあるのか?が職業柄すごく気になりました。
日本のすき焼きや焼き肉、しゃぶしゃぶ、アメリカのステーキ、イギリスのローストビーフなんかは今もよく食べるのですが、他はそんなに食べたことがありません。いいきっかけなので少し海外の肉料理を調べてみました。
ケバブ
トルコの肉料理。肉・魚・野菜をロースとして調理します。ぶら下げた肉の塊からナイフで食べる分を切っている様子が有名ですが、じつはあの塊は味付けされた薄切り肉を重ねたものなんです。もともとはラム肉で作っていたそうですが、いつからか食べやすい、牛肉や鶏肉を使う事が多くなったそうです。ちなみにイスラム圏の料理なので、宗教上豚肉は使われません。
最近は、すりつぶしたトウモロコシから作る薄焼きパンのトルティーヤを巻いて食べるのが流行っているみたいです。
シュラスコ
ブラジルの肉料理、粗塩をふり炭火でじっくり焼いて調理します。ギャルソンと呼ばれるウェイターが、鉄串に刺した肉を目の前で食べる量だけ切り分ける豪快なパフォーマンスが有名です。
ヒュッツポット
オランダの肉料理。ジャガイモ、タマネギ、ニンジンを茹でつぶしたものに牛肉の煮込みを添えた料理です。オランダのお国柄である質素・堅実をよく表している癖の無い素朴なな味です。
16世紀のスペインとの戦争中、逃げ出したスペイン軍の敵陣にまだ温かいつぶした野菜の鍋ものが発見されたのがルーツと言われています。
プルコギ
韓国の肉料理。醤油ベースで甘口の下味をつけ、薄切りの牛肉を野菜や春雨と焼いたり、煮たりで調理します。日本のすき焼きに近い料理です。
コストコの大人気商品でも話題ですよね。僕はサンチュでくるんで食べるのが好きです。
ストーフフレース
ベルギーの肉料理。ベルギービールで牛肉を煮込んで調理します。ビールの風味とほのかな苦みが楽しめる、大人向けのビーフシチューです。
ビーフストロガノフ
ロシアの肉料理。トマトソースやデミグラスソースのものもあるのですが、牛肉をサワークリームで煮たものが定番です。
フォー・ボー
ベトナムの肉料理。ベトナムを代表する麺料理であるフォーに牛肉を入れたものをフォー・ボー、鶏肉を入れたものをフォー・ガーと呼びます。
ボルシチ
ウクライナの肉料理。牛すね肉を野菜とビーツと煮込んで調理します。紫紅色が鮮やかなスープです。日本の味噌汁と同じで各家庭ごとでそれそれの味があるそうです。
いかがでしたか、世界の肉料理。世界にはまだまだたくさんの肉料理があります。食べなれたものもいいですが、たまには違った調理法で食べてみるのもいいかもしれませんね。
僕もいろいろ試してみたいと思います。