2017/04/28

神戸牛ってどうしてそんなに高いの?

「神戸牛食べてみたいけど高いのよね…」

お客様からそのような声を度々いただきます。

肉屋としての情熱は誰にも負けない私としても、多くの人に神戸牛の美味しさを届けたいのですが、

だからといって安売りもできないんですよね…。

そんなわけで、今日は神戸牛が高い理由についてお話します。

 

理由① 純潔を守り続けている

神戸牛のもと牛である但馬牛(たじまうし)は、江戸時代から現在に至るまでずっと純血を守り続けています。

そもそも、この優れた但馬牛を作り上げるまでにもいろいろな苦労がありました。

優れたメス牛を見つけるだけでも大変ですし、それを交配させて、生まれ育った牛を食べてみては、

肉質が悪化していないかなどを確かめていたのです。

気が遠くなるような試行錯誤を重ねて、ようやく今の品種が生まれたのです。

但馬牛sann

それからずっと他地域の牛と血が混じらないように管理し、血統を守り続けています。

 

理由② 神戸牛になるための厳しい基準

神戸牛という牛は、実は…存在しません。

そもそも神戸牛とは、

但馬牛のなかでも厳しい基準をクリアした牛肉だけが、「神戸牛」「神戸肉」「KOBE BEEF」と表記することを許されています。

つまり、食肉用に加工されて初めて“神戸牛”になるかどうかがわかるのです。

神戸牛になるための基準の厳しさは世界一とも言われますが、これも最高級と称されるために乗り越えなくてはならない壁なのです。

代表的なものとして次のような基準があります。

・兵庫県産の但馬牛であること

・枝肉重量が雌は230㎏以上470㎏以下(去勢した雄は、260㎏以上470㎏以下)

※枝肉とは、牛の体から皮、骨、内蔵を取り除いた肉のこと

皆さんご存知の米沢牛や松坂牛、近江牛は黒毛和種でもいいのですが、神戸牛になるためには”但馬牛“であることが絶対です。

これらの厳しい基準があるからこそ、日本だけでなく世界中で愛される味を提供し続けることができるのです。

 

理由③ 消費流通量のわずか0.16%

そもそも但馬牛自体が少なく、平成25年度で7160頭。そのうち4679頭が神戸牛として認定されています。

この頭数は、流通量は全体のわずか0.16%しかありません。

これだけでも神戸牛が大変希少価値のある牛肉だということがわかりますね。

どうしてこんなに少ないのかというと、徹底しつくされた飼育方法があるからです。

飼料は栄養に十分配慮したものを与えなくてはなりません。水にも十分気をつけています。

一頭一頭を大事に育てるので、飼育する頭数にも限界があります。

しかも、最後の最後に厳しい基準が待ち受けているので、流通量はどうしても少なくなってしまいます。

神戸牛が誕生するまでにはたくさんの苦労と高いハードルがあるのですね…。

 

まとめ

 

神戸牛が高価であることに少しでも納得いただけたでしょうか?

神戸牛の味を生み出すまでの先代の方々の苦労には涙なくして語れません。

その味を継承しつつ、この美味しさを多くの人に届けられるよう、

今日も全力で突進します!

 

神戸三ツ輪 三代目店主の格言

「神戸牛は一日にしてならず」

 

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