今回ご紹介する部位は「フランク」です。
フランクフルトのフランクではありません。外国人の名前でもありません。焼肉通からすれば「カイノミ」と並ぶオススメ部位です。
肉通としては知っておきたい部位ですね。
「フランク」はどこの部位?
フランクは以前ご紹介した「カイノミ」(背中に近い方のあばら肉である「中バラ」の一部)と連結した部位です。
カイノミは中バラの一部ですが、フランクは外バラ(お腹に近い方のあばら肉)の一部です。カイノミ同様、焼肉通には欠かせない部位の一つです。
フランクは、笹の葉のようなサシが入っていることから、別名「笹肉」「ササバラ」「ササミ」「笹の葉」とも呼ばれます。
「フランク」の味の特徴は?
ご覧の通り、「フランク」の特徴は笹の葉のような美しいサシです。見た目では筋がありそうですが、意外や意外、筋のないあっさりした味わいです。
また、口に入れた瞬間、食べごたえのあるダイナミックな食感が印象的です。濃厚でありながらクセがなく、非常に柔らかくて、すっと飲み込めてしまいます。
“あっさりしたカルビ”というのがぴったりな表現でしょうか。
「フランク」のオススメの食べ方は?
「フランク」も「カイノミ」同様、焼肉で食べるのがオススメです。
焼き加減はやはりミディアムレアですね。表面からジュワ~っと脂が浮いてきたらさっと返して、10秒待つだけ。あっという間に食べ頃です。
オススメは、わさび醬油かにんにく醬油です。ご飯もビールもすすむ一品です。
まとめ:あっさりした焼肉を食べたい方にオススメの「フランク」
焼肉は好きだけど、脂っこいのは苦手という方は意外と多いです。そんなあなたにオススメなのが「フランク」(笹の葉)です。
カルビらしい食べごたえあるのに、あっさりしています。見た目も美しいです。「カイノミ」と一緒に是非食べ比べてほしい部位ですね。
色々な部位を知っておくことで、焼肉が苦手な人にも楽しんでもらうことができます。次のバーベキューではいつもと違う部位を用意して、みんなを喜ばせませんか?