2017/04/03

海外セレブにも人気の神戸牛 その人気は約1世紀半前から

 

海外のスターが来日したとき、「日本に来てどんなものを食べましたか?」「日本に来て何がおいしかったですか?」とインタビューされているのをTVで見かけたことはありませんか?

 

その質問の答えであるあるなのが「スシ」。そしてもう一つが「KOBE BEEF」。

今何かと話題のトランプさんの前の大統領オバマさんも2009年の訪日前に「神戸ビーフとマグロが食べたい」というリクエストがあったそうです。マグロは和のイメージがあるのでわかるのですが、牛肉の本場のような国から来る大統領がわざわざ食べてみたい牛肉ってすごいことですよね。

同じ年の2009 年には米メディアが選んだ「世界で最も高価な9種類の食べ物」に神戸ビーフはキャビアやフォアグラ、 白トリュフと共に選出されました。

またアメリカだけではなく、2014年に初めて日本からの牛肉輸出ができるようになったヨーロッパでは、実際ロンドンにある最高級デパート「ハロッズ」で解禁後すぐに神戸牛の取り扱いが開始されました。

そんな海外セレブの間でも評判の神戸ビーフ。実はこのおいしさを発見したのは日本人ではなくイギリス人。しかも1868年と約1世紀半も前になります。

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1868年といえば、265年間続いた江戸幕府が終わりをつげ、明治時代が始まる年になります。神戸は国際港として開港され多くの外国人が日本に移り住んできました。実はこの頃日本ではまだ食肉文化がまだ定着していませんでした。きっと外国から来た人たちは、いつも自国では毎日食べていた牛肉がこの国では食べれないと知りショックを受けたに違いありません。

そんな中あるイギリス人が、食肉用ではなく、農業用に育てられていた但馬(現在の兵庫県北部)の牛をラッキーなことに譲り受けることができ、食べてみたそうです。もしかすると食べる前は、農業用の牛なのであまり期待していなかったかもしれません。ところがどうでしょう。その時あまりのその牛肉の美味しさに驚き、その味のすばらしさを周りに伝えたところ、口コミで拡がり、いろいろな外国船から牛が欲しいと求められるようになり、「KOBE BEEF」と呼ばれるようになったそうです。

ちなみに、当時の初代兵庫県知事、後の初代内閣総理大臣の伊藤博文も牛肉を好んで食べたと言われています。神戸に来た外国人があまりにもおいしそうに神戸牛を食べるのを見ているうちに、いてもたってもいられなくなり、どうしても食べてみたくなったのかもしれませんね・・・。

日本だけではなく海外からも愛される神戸牛。これからもその美味しさと歴史を未来へ紡いでいってほしいですね。

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