2017/09/15

極めて入手困難な”幻の部位”

牛の2大「幻の部位」をご存知ですか?

「今日は親戚一同集まるから、1キロちょうだい」と言われても、ご用意できません。

「幻の部位をほしいんだけど、明日までに用意できる?」と訊かれても、幻の部位なので保証できません。

買いたいというお客様がいらっしゃるのに、なかなかご用意ができない。

その幻の部位の正体とは、、、

2大「幻の部位」

以前、柔らかいヒレの中でも、さらに柔らかい部位「シャトーブリアン」をご紹介しました。

これも幻の部位と言われていますが、2大幻の部位ではありません。

もっと希少です。

スーパーで見たことはありません。レストランでも食べたことはありません。お肉屋さんでも陳列されていません。

その幻の部位の正体とは、、、

 

幻の部位①「ネクタイ」

ランプ(腰からお尻、ももにかけての部位)に付随した、薄く平たい赤身肉です。

約700㎏の一頭の牛からわずか300gしかとれません。(取れるお肉の約0.1%)

300gは、お米2合分です。

ネクタイという部位は、牛の食道にあたる部位もネクタイと呼ばれますが、そちらではありません。

残念ながら、今回はご用意できませんでした。

 

幻の部位②「センボンスジ」

股関節にある部位です。無数に筋が入っているので、センボンスジと呼ばれます。

こちらも、約700㎏の一頭の牛からわずか300gしか取れません。

なんと今回、このセンボンスジをご用意できました。

スジだから、食べにくい?

そう思われる方も多いのですが、すごく柔らかいんです。

お肉の食感に革命をもたらす部位です。

肉屋の店主おススメの食べ方は、シチューです。

お肉の仕込み方さえつかめば、あとはいつも通りの作り方です。

みなさんに「うまい!」と唸っていただきましょう!

 

センボンスジを使ったシチューの作り方

材料(4人前)

  • センボンスジ(300g)
  • ニンジン(中1本)
  • たまねぎ(1個)
  • ブロッコリー(1/2個)
  • シチューの素(1/2箱)

シチューの作り方① ~センボンスジの下ごしらえ編~

肉の下ごしらえで、味は左右されます。

美味しいシチュー作りは、肉の下ごしらえにあるといっても過言ではありません。

①センボンスジをひと口大に切る

②肉のうまみをとじ込めるために表面に焼きを入れる(鍋使用、弱火でじっくり)

③そのまま水を加えて、1時間から2時間じっくり煮込む

 

シチューの作り方② ~具材を総動員編~

①たまねぎはくし切り、ニンジン・ブロッコリーはひと口大に切る。

②フライパンにサラダ油を熱し、たまねぎ・ニンジンを軽く炒める。ブロッコリーは下茹でします。

③炒めた野菜を、センボンスジを煮込んでいる鍋に投入。ニンジンに串が通るまで煮込みます。

④下茹でしたブロッコリーを入れて、再び煮込む。

⑤いったん火を止めて、シチューの素を溶かしながら入れ、再びとろみがでるまで煮込みます。

こちらが完成したセンボンスジを使った特製シチューです!

センボンスジ、けっこうインパクトありますね。

でも驚くのは大きさではなく、食感です!

ツルッと弾力があって、ジューシーさもあって、スジ肉なのに嚙みきれるんです。

イメージとしては、マンガに出てくるような骨付き肉でしょうか。

こんな食感の肉はないだろうと思いますが、まさにこのイメージです。

超厚切り牛タンといったところでしょうか。でも、牛タンよりも柔らかくて噛みきれます。

シチューにもセンボンスジの旨味が溶け込んでいます。ついお代わりしてしまいました。

感動すること間違いなしです!

 

まとめ:牛肉への探求心のある方は、是非一度ご賞味ください

1頭の牛からわずか300gしか取れない幻の部位。

それらは入手困難なだけでなく、
カルビやロースなどの部位ではとうてい体験できない、非常識な食感をも兼ね備えているのです。

ご近所のお肉屋さんの常連になると買えるかもしれませんよ。

 

美味しいお肉を食べたい方はこちら

 

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